第01回 まずはなにか実験を作ってみよう

注視点の呈示

注視点は「+」(プラスの文字)を使うことにします。テキストを追加しますので、右の「Components」から文字コンポーネント(Tを二つ重ねたボタン)を押します。すると設定画面が現れます。

いくつか設定値を入れるフィールドがありますが、まず入力するのはnameの欄です。ここに今回作ったコンポーネントの名前を入れてください。今回は注視点ですので「fixation」と入力しましょう。この欄は半角英数で入力する必要があります(スペース・記号不可、大文字/小文字が区別されます)。また実験内の他のコンポーネントやルーチンの名前と重複することが出来ませんので、注意してください。

上から2つ目の欄は呈示開始のタイミングです。この実験で注視点が表示されるのは、試行が始まって500 ms後ですので、ここには「0.5」と入力します(単位は秒)。3番目のStopの欄には呈示終了のタイミングです。注視点は500 msの間呈示されているので、ここには「0.5」と入力します。このとき入力欄左のドロップリストが「duration (s)」になっていることを確認してください。この項目が選ばれているときは呈示時間の長さで設定することが出来ます。それ以外にも、試行内の絶対時間やフレーム数で設定することもできますが、それについては後述します。

Colorの欄は色を設定します。 RGBの値や、DKL・LMS色空間の座標で指定することもできますし、X11の色名称で指定をすることもできます。今回は注視点は白で呈示しますので、初期値の「white」のままでOKです。

Letter heightは文字の高さ(大きさ)を設定します。Opacityは不透明度を、Orientationは回転方向を設定します。いずれも今回はデフォルトのままでOKです。

Position [x,y]は呈示位置の設定値を入力します。画面中央が[0,0]となります。単位は、pixelや視角、画面全体の大きさに対する相対位置などが選択できるのですが、それについては後ほど詳しく説明します。今回は注視点は(ターゲットも)画面中央に呈示されるので、デフォルトのままでOKです。

その下のText欄が、呈示させる内容です。今回は注視点の「+」だけですので、始めに入力されているテキストをすべて消去して「+」だけ入力しましょう。

これで右下のOKボタンを押せば注視点の設定は完了です。

ファイル保存

これで注視点のコンポーネントが、Rotinesに現れました。このタイミングで実験のファイルを保存しておきましょう。左上のコントロールボタンからフロッピーの形をした「保存ボタン」を押して実験ファイルを保存しましょう。

ダイアログが出てくるので、実験用のフォルダーを適当な場所(My Documentsフォルダ・USBメモリー)に作成し、ファイルネームを付けて保存してください。ファイルやフォルダー名に日本語が含まれているとうまく実験が実行できなくなる場合があるようですので、半角英数字で名前を付けるのが無難です。