論文ファイルの入手方法

  1. Pubmed経由でアクセスする
  2. Google Scholarで検索する
  3. 著者に直接依頼する
  4. その他

Pubmed経由でアクセスする

Pubmedの検索結果からジャーナルのページにアクセスすることができます。例えば、「Implicit learning increases preference for predictive visual display」というタイトルの論文のPDFを手に入れるために、Pubmedで論文タイトルから検索すると、


このような画面が表示されます。学内からダウンロード可能な論文の場合、右上にジャーナルのロゴボタンが表示されますので、そこをクリックすると大学図書館のページに異動します。ここでロゴが表示されない場合は、Google Scholarを試してみましょう。

関西学院大学の図書館のページが表示されます。ここで「CrossRef経由でこの論文へのリンクがあります」という表示の横の「論文へリンク」をクリックするとジャーナルのページに移動しますので、そこからPDFをダウンロードしてください。
なお雑誌によっては、Pubmedから直接ジャーナルのページに移動することもあります。


Google Scholarで検索する

Googleのサービスの一つに、Google Scholarという検索サービスがあります。これを使えばインターネット上に公開されているPDFを効率よく探すことができます。例えば、「Cognitive culture: theoretical and empirical insights into social learning strategies」という論文をダウンロードしたい場合、本学からはこの論文が掲載されたTrends in Cognitive Sciences誌はオンラインジャーナル契約をしていないためそのままではダウンロードできません。そこで論文タイトルをGoogle Scholarで検索してみると、

このような検索結果が表示されます。一番上の項目が探している論文ですが、この横にPDFファイルへのリンクがありますので、そこからダウンロードすることが可能です。ただ、時々全く関係ないファイルにリンクしている場合や、投稿時の原稿(最終版と内容が異なる場合がある)にリンクしている場合があるので、内容をしっかり確認する必要があります。


著者に直接依頼する

Googleで見つからない場合には、あまり確実ではありませんが、電子メールで直接著者に依頼する方法もあります。Pubmedの検索結果で連絡先のメールアドレスを調べることができます。親切に返信をくれたら、ちゃんとお礼のメールを返すようにしましょう。また読んだあとにコメントなどを送れば著者にも励みになりますし、そこから共同研究が始まることもあるかもしれません。


その他

他にも学部生は使用できない教員・大学院生用のデータベースがあり、それを利用するとより多くの論文にアクセスすることができます。上の方法で手に入らない場合には、私や大学院生に相談してみてください。