論文採択:PLOS ONE

白井理沙子さん(現所属:早稲田大学 学振PD)の研究成果をまとめた学術論文が「PLOS ONE」に採択されました。

Shirai, R., & Ogawa, H. (2020). Affective evaluation of images influences personality judgments through gaze perception. PLOS ONE, 15(11), e0241351. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0241351

※ 2020/11/5に公開されましたので書誌情報を更新しました。

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論文採択:Japanese Psychological Research

当研究室の大学院生 小林穂波さんの研究成果をまとめた学術論文が「Japanese Psychological Research」に採択されました。

Kobayashi, H., & Ogawa, H. (2020). Priming with horizontal reading influences the deployment of visual attention during word processing. Japanese Psychological Researchhttps://doi.org/10.1111/jpr.12315

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発表予定:日本心理学会第84回大会

2020年9月8日〜11月2日にオンラインで開催される日本心理学会第84回大会において,当研究室の大学院生小林穂波さんが,公募シンポジウム「心理学の諸領域におけるベイズ統計モデリングの実践」での話題提供を行います。

「文脈手がかりは視覚探索の初期段階を促進する──SAT課題と統計モデリングを用いた検討──」というタイトルで,ベイズ統計モデリングを視覚的注意研究に応用した研究結果をもとに,認知心理学分野における統計モデリングの可能性について論じます。

ご興味・ご関心のある方は是非ご覧ください。

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論文採択:Attention, Perception, & Psychophysics誌

当研究室の大学院生 小林穂波さんの研究成果をまとめた学術論文が学術誌「Attention, Perception, & Psychophysics」に採択されました。

Kobayashi, H., & Ogawa, H. (2020). Contextual cueing facilitation arises early in the time course of visual search: An investigation with the speed-accuracy tradeoff task. Attention, Perception, & Psychophysics, 82, 2851–2861. https://doi.org/10.3758/s13414-020-02028-9

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受賞:日本基礎心理学会第38回大会 優秀発表賞

日本基礎心理学会第38回大会で研究発表を行った本研究室の大学院生 小林穂波さんが「優秀発表賞」を受賞しました。

【受賞者】
小林 穂波(関西学院大学大学院 博士課程前期課程1年)

【発表タイトル】
文脈手がかりは視覚探索処理の初期段階を促進する

発表資料はこちらからご覧いただけます。
発表を評価していただいたみなさま,どうもありがとうございました。

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受賞:関西心理学会第131回大会 関西心理学会研究奨励賞

関西心理学会第131回大会において研究発表を行った本研究室の大学院生 白井理沙子さんと小林穂波さんがそれぞれ「関西心理学会研究奨励賞」を受賞しました。

  • 【受賞者】
     白井理沙子(関西学院大学大学院 博士課程後期課程3年)
    【研究タイトル】
     皮膚関連傷病のプライミングが集合体画像の評価に及ぼす影響

  • 【受賞者】
     小林穂波(関西学院大学大学院 博士課程前期課程1年)
    【発表タイトル】
     読み方向のプライミングが単語の並列処理を促進する.

発表を評価していただいたみなさま,どうもありがとうございました。

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日本基礎心理学会第38回大会で「顔に付与した道徳違反的行為に関する情報がクラウディング下での気づきに与える影響」というタイトルでポスター発表を行いました(白井理沙子)

D3の白井です。12月1日に神戸大学で開催された日本基礎心理学会第38回大会で研究報告をしました。

【研究内容】

従来の研究では,道徳違反に関する判断にはより意識的にコントロールされた理性的な推論が重要であることが示されてきました。しかし近年の研究では,集団や自己に脅威を与える可能性のある人物を素早く検出するために,初期の知覚・認知段階で既に道徳に関する処理が行われている可能性が主張されています。本研究では,人物に対する道徳判断が初期の知覚段階に影響を及ぼしている可能性を検証するために,周辺視野に複数の刺激が存在すると個々の刺激の識別が困難になるクラウディング状況下において道徳違反に関する情報がどのように処理されているかを検討しました。実験では,標的顔とエピソード文(道徳違反的または中性的行為)を呈示し,その人物が行為を行っているところをイメージさせることで顔に道徳情報を付与しました。その後,瞬間呈示される標的顔の性別または道徳性の判断課題を実施しました。

その結果,クラウディング下では道徳違反顔に対する道徳性判断の正解率は中性顔よりも高い結果となりましたが,性別判断の正解率には付与された道徳情報は影響しないことがわかりました。また,クラウディングが生じていない状況下では道徳違反顔に対する性別および道徳性判断の正解率は中性顔よりも高い結果となりました。これらは,視覚的アウェアネスが阻害されるクラウディング下においても,人物の道徳性を検出できることを示唆していると考えています。

【感想】

多くのご意見をいただき,データの解釈や研究の方向性について改めて考える機会をいただきました。誠にありがとうございました。「道徳」「クラウディング」といったキーワードから,様々な研究領域の方々と議論することができ,とても嬉しかったです。異なる側面から道徳判断が初期の知覚段階に影響を及ぼしている可能性を検証した研究についても今後の学会・研究会等でご報告したく思っておりますので,またご意見いただけますと幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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日本基礎心理学会第38回大会で「文脈手がかりは視覚探索処理の初期段階を促進する」というタイトルでポスター発表を行いました(小林穂波)

M1の小林です。12/1に神戸大学で開催された日本基礎心理学会第38回大会で研究発表をしました。

【研究内容】

視覚探索課題で空間配置を繰り返して呈示すると学習が起こり、探索が促進される、という文脈手がかり効果について研究をしています。文脈手がかり効果は非常によく知られた効果ですが、この効果によって視覚探索課題における初期段階の処理(探索を開始してから標的を見つけるまで)が促進されるかどうか、については議論が続いています。本研究ではSAT課題と呼ばれる正答率を指標とする課題を用いて、文脈手がかり効果による促進の経時変化を検証しました。さらに、この経時変化をベイズ階層モデリングの手法を用いて、数理的に表現することを試みました。
今回の研究で、文脈手がかり効果による促進は、探索画面が呈示されてから少ししか時間が経過していないときでも正答率にあらわれることがわかりました。このことは、視覚探索課題に関わる処理のうち、初期段階が促進されていることを示唆しています。

【感想】

自分がこれまでやってきたなかで一番好きな研究なので、尊敬する先輩たちが多くいらっしゃっていた基礎心理学会で発表できてほんとうにうれしかったです。今後の展開に期待している、とコメントをいただいたので、努力を怠らずに実験を続けていきたいと考えています。

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日本基礎心理学会第38回大会で「社会的地位と空間的表象の潜在的連合」というタイトルでポスター発表を行いました(長谷川凜人)

M1の長谷川凜人です。
12/1に神戸大学で開催された日本基礎心理学会第38回大会で研究発表をしました。

【研究内容】

社会的地位と空間的表象には連合があると言われています。本研究では、Lu et al.(2014)で示された知見を基に、敬語で示された社会的地位と空間的表象に連合があるかどうかについて検討しました。加えて、この連合に実験以前の単語の知識・使用頻度などが影響しているかどうかについて検討しました。
本研究では、まず実験で使用する単語についての質問(既知か否か、使用頻度、見聞きする頻度)を行いました。その後、単語の判断(尊敬語/謙譲語)に続けて矢印の判断(上下)を行う課題を用いました。
実験の結果、高地位を示す尊敬語の事前呈示後は上向き矢印の判断が速くなり、低地位を示す謙譲語の事前呈示後は下向き矢印の判断が速くなっていました。この事から、敬語で示された社会的地位と空間的表象に連合がある事が示されました。
ただ、実験以前の単語の知識・使用頻度・見聞きする頻度は連合には影響していませんでした。この点については、現在検討中です。

【感想】

本大会が学会発表デビューでした。研究を展開していくにあたって、非常に為になる意見を頂けました。今後もできる限り実験を行い、社会的地位と空間的表象の連合というテーマを追究していきます。

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Object Perception, Attention & Memory (OPAM)で「A Bayesian Hierarchical Model of Flanker Interference」というタイトルでポスター発表を行いました(小林穂波)

M1の小林です。 11/14にカナダ・モントリオールで開催されたObject Perception, Attention & Memory (OPAM) で研究発表をしました。

【研究内容】

わたしたちの周囲にはたくさんの視覚情報がありますが、それらすべてを一度に処理することはできません。そこで、視覚的注意という選択システムをつかって、必要な情報を選択することが必要になります。特に空間的な情報に基づいて選択をするメカニズムのことを、空間的注意と呼びます。この空間的注意の特性を調べるために、古くから用いられてきたのがフランカー課題です。今回の研究では、フランカー課題における注意選択の過程を数理的に表現することを試みました。
過去の研究では、フランカー課題の試行の最初には、画面に表示されている刺激全体に広く注意が分散しており、試行内の時間経過に伴って、注意が中央の標的刺激に向けて収斂していく「縮小スポットライトモデル」が提案されていました。わたしたちは「フランカー課題の刺激間距離が広がると、妨害刺激からの干渉が減少する」という刺激間距離の効果を説明できるようにこのモデルを拡張しました。さらに、これまで刺激間距離の広がりに伴う干渉の減少は正規分布にたとえられることがほとんどでしたが、今回の研究で、正規分布よりもさらに中心への収斂度が高く、かつ裾の重い分布にたとえるほうがデータを適切に表現できる可能性を示唆しました。

【感想】

多くの人に来ていただけて、とても充実した発表になりました。古典的な課題であるフランカー課題を使って何か新しいことをやろうとしている、という点を評価してもらったように思います。特に今回は共同研究者として経験のある先輩・先生と一緒に発表準備を進めることができ、学ぶことの多い学会になりました。他の発表も新鮮なものが多く、来年もぜひ参加したいと感じました。

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