ここではオープンソースの心理実験環境であるPsychoPyの使い方について説明します。PsychoPyはPython言語をベースとした心理実験環境構築用のアプリケーションで、インストールが簡単・GUIベースで実験を構築できる・様々なOS上で動作する・無料である(!)などの特長があります。
この講座では、特にGUIインターフェイスであるBuilder機能に焦点を絞って解説をします。読者が知覚・認知心理学で用いられる代表的な実験を自分で作成することが出来るようになることを目指しています。
なお、Pythonのプログラムを直接書いて実験を作成するCoder機能については、愛媛大学の十河先生のWebページ(pythonで心理実験)で詳細に解説されていますので、是非そちらを参照ください。
注意:このページの作成時から時間が経ってしまったためPsychoPyの更新に追いついておらず、一部記述や画面例が古いバージョンのままになっています。基本的には最新版でも同じように設定できるはずなので、適宜読み替えてください。